眉毛の細さから「あざと可愛い」の頂点へ――石原さとみが体現した、平成・令和の美の変遷と現在地
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2002年、ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを受賞し、彗星のごとく芸能界に現れた石原さとみ。翌年公開の映画『わたしのグランパ』でスクリーンデビューを果たした彼女は、まさに「清純」という言葉を形にしたような存在だった。当時の映画関係者は「カメラを通した時の瞳の輝きが群を抜いていた」と振り返る。飾らない素朴さと、どこか野生味を残した圧倒的な透明感は、当時の邦画界に新鮮な風を吹き込んだ。
この時期の彼女は、まだメイクも最小限。ふさふさとした健康的な眉毛と、あどけなさが残るぽってりとした唇がチャームポイントだった。今の洗練された都会的なイメージからは想像もつかないほど、素朴で泥臭い役柄も全力で演じていた時代である。