日本のドゥーワップを背負う男!ジミー入枝が語るラジオ裏側と独占本音
日本のポピュラー音楽史において、ドゥーワップというジャンルを深く根付かせた先達は決して多くない。その中でジミー入枝の存在が異彩を放つのは、日本の音楽界の巨星たちから絶大な信頼を寄せられてきたからだ。
かつてナイアガラ・サウンドの創始者である大瀧詠一は、彼のボーカルスタイルとコーラスワークの美しさを高く評価していた。また、「ラッツ&スター」のリーダーであり、日本のドゥーワップ界のキングである鈴木雅之からも、その類稀なるヴォーカル・センスとルーツ・ミュージックへの造詣の深さに熱いエールが送られている。
名門インディーズレーベルであるファイルレコードからリリースされた一連の作品群は、まさにその実力を証明するものだ。J-POPの文脈の中にアメリカン・ドゥーワップのマナーを緻密に織り込んだサウンドは、単なるカバーや物真似の域を遥かに超え、独自の「和製ドゥーワップ」という新境地を確立している。