「雨が降る」を英語で?It Is Rainの誤解とネイティブ表現

「雨が降る」を英語で?It Is Rainの誤解とネイティブ表現の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でまとめました。

結論から申し上げますと、「It is rain.」という英文は文法的に明白な間違いです。なぜネイティブスピーカーはこのフレーズに強い違和感を抱くのでしょうか。その原因は、rainの動詞と名詞の違いに対する認識不足にあります。

英語の「rain」には、大きく分けて「雨が降る」という動詞と、「雨」という不可算名詞(数えられない名詞)の2つの役割が存在します。学校文法で「be動詞+名詞」の形(It is an apple. など)を機械的にインプットした結果、「It = 天気」「is = 〜です」「rain = 雨」と直訳的にパズルのピースを当てはめてしまうのが典型的な誤りのプロセスです。

もし「It is rain.」と言ってしまうと、文法的には「それは(水たまりやコップに入った液体を指して)雨という物質です」と説明しているかのような奇妙な響きになります。「今まさに雨が降っている」という動態を描写したい場合、It is rainingの文法解説に従い、動詞rainの現在進行形を用いるのが鉄則です。

日常会話で「雨が降る・降っている」を正確にアウトプットするための基本3パターンを整理しました。

【パターン1:動詞の現在進行形】
It is raining.(今、雨が降っています)
※最も標準的で、窓の外を見て今まさに雨滴が落ちている状況を指します。

【パターン2:動詞の現在形(習慣・事実)】
It rains a lot in June.(6月には雨がたくさん降ります)
※現在の習慣や一般的な事実を述べるときに使います。「It rains.」単独では「(普段から)雨が降る場所である」というニュアンスになり、いま降っていることにはなりません。

【パターン3:形容詞 rainy を使った表現】
It is rainy today.(今日は雨模様です/雨天です)
※一日を通した天気の状態・気候を客観的に伝える表現です。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。