「見る」の謙譲語は拝見する?敬語の使い分けとビジネスメールの落とし穴
メールやチャットでそのまま活用できる実践的な例文を、ビジネスで頻出する4つのシチュエーション別に紹介する。
1. 相手から送られた資料やメールを確認したとき(過去形)
受領と確認の事実をスマートに伝える基本フレーズである。
【例文】 「お送りいただいた企画書を拝見いたしました。迅速にご手配いただき誠にありがとうございます。」
「先ほど共有いただいた議事録を拝見しました。内容に相違ございません。」
2. 相手に資料やWebページの確認を依頼するとき
相手の動作を高める尊敬語を使い、依頼のクッション言葉を添える。
【例文】 「添付の修正案をご覧くださいますようお願い申し上げます。」
「お忙しいところ恐縮ですが、該当URLのページをご覧いただけますでしょうか。」
3. 「拝読」と「拝見」の使い分け
「見る」対象が文字情報(メール、書籍、手紙、報告書など)である場合、「拝読(はいどく)」を用いると、より文章をしっかり読んだという敬意と誠意が強調される。
【使い分けの目安】 ・拝見:デザイン案、画像、動画、一般的な資料、Webサイト、全体の外観など
・拝読:長文のメール、論文、書籍、提案書の本文、手紙など
【例文】
「ご執筆された書籍を拝読いたしました。大変感銘を受けました。」