天才か異端児か?石原莞爾の衝撃エピソードと東條英機を激怒させた真相
傲岸不遜な軍師というパブリックイメージの一方で、石原莞爾には部下や農民たちから絶大な信頼を寄せられる人間味あふれる素顔がありました。その数奇な歩みを年表と名言で振り返ります。
石原が遺した名言には、彼の鋭利な知性と揺るぎない覚悟が刻まれています。
「油が欲しければ油を買いに行け。なぜ戦争を始めるのか」
米国の石油禁輸措置を受け、対米開戦へと傾く軍上層部を痛烈に批判した言葉です。資源獲得のために勝ち目のない戦争へ突入する愚挙を、終始冷静に見据えていました。
「物事を成し遂げるには、狂人と呼ばれるほどの気概と、緻密極まる計算の両方が要る」
大胆不敵な行動の裏に、徹底した情報分析と論理的思考を忍ばせていた石原の真骨頂を示す言葉です。晩年は質素な農村生活を送り、訪ねてくる若者や元兵士たちに温かく接しながら、日本の将来を憂い続けました。