離乳食の卵はいつから?安全な進め方と失敗しない完全スケジュール
かつては「卵の開始時期は遅い方が安全」と考えられていましたが、現在の医療現場ではその逆が標準的な考え方となっています。厚生労働省が改定を重ねる「授乳・離乳の支援ガイド」や、日本小児アレルギー学会が発信する「食物アレルギー診療ガイドライン」では、生後5〜6ヶ月頃から離乳食を開始し、離乳初期(6ヶ月頃)から固ゆで卵黄を少しずつ与えることが推奨されています。
アレルギー予防の観点から注目を集めているのが、「卵アレルギー早期摂取スケジュール計画」に基づいた科学的アプローチです。皮膚症状がない、あるいは湿疹が適切に治療・コントロールされた状態で早期に少量の微量摂取を始めることで、免疫の耐性を獲得しやすくなると実証されています。
基本的な進め方は非常にシンプルです。まず「20分以上しっかり加熱した固ゆで卵」を用意し、その中心部の卵黄のみを耳かき1杯程度からスタートします。数日おきに量を増やし、卵黄1個分を問題なく食べられるようになったら、いよいよ加熱した卵白へとステップアップしていきます。