ビションフリーゼのカット失敗を防ぐ!2026最新スタイルとオーダー術
トリミング技術の進化とSNSカルチャーの定着に伴い、2026年のビションフリーゼのカットカタログには、犬種らしさを守りつつ多様なアレンジを加えたスタイルが揃っています。代表的な5つのバリエーションを見ていきます。
1. 王道のビションフリーゼ アフロカット(パウダークラウド)
犬種の代名詞とも言えるパフ(化粧パフ)のような完全なる球体スタイルです。頭部、耳、顎下の毛を一切の境目なく繋ぎ合わせ、首元から胸元へと滑らかな曲線を描きます。このスタイルを実現するためには、毛の根元からしっかりと立ち上げる「ビションフリーゼ まんまる頭の作り方」を熟知した職人技が必要です。毛量が豊かでコシの強い成犬(概ね2歳以降)で真価を発揮します。
2. トレンドの筆頭「韓国風カット(귀툭튀カット・耳ぴょこ)」
アジア圏を中心に2026年頃から熱烈な支持を集め、2026年現在も不動のトレンドとなっているのが韓国発祥の「耳ぴょこカット」です。頭部のクラウン(頭頂部)をややタイトな卵型に整え、耳の毛を外側にふんわりと飛び出させることで、幼く愛くるしい表情を際立たせます。巨大なアフロに比べて頭がコンパクトになるため、服を着せやすく、活発に走る子の運動を妨げない点も現代の都市生活に適しています。
3. 愛嬌と利便性を両立するテディベアカット
トイプードルでおなじみのテディベアカットですが、ビション特有の高密度な白毛で施すと、上質なぬいぐるみのような独特の存在感が生まれます。耳の付け根にくびれを作るため通気性が保たれやすく、外耳炎のリスクを軽減できる衛生面でのメリットもあります。まだ被毛が柔らかい若年犬や、シニア期に入って長時間のトリミングが負担になってきた個体にも選ばれています。
4. 衛生面と活動性を高めるサマーカット(短めスタイル)
胴体をスッキリと短めに整え、手足の飾り毛も汚れにくい長さに揃えるアクティブなスタイルです。「暑そうだから涼しくしてあげたい」「雨の日の泥跳ねが気になる」という飼い主から選ばれています。ただし後述するように、バリカンで地肌が見えるほど短くすることは厳禁であり、ハサミや長めのガードアタッチメントを用いて皮膚を守る被毛を残すことが必須条件です。
5. 洗練された個性を楽しむおパンツカット&ブーツカット
腰回りから臀部にかけての被毛をふっくらと丸く残す「おパンツカット」や、足元をブーツのように末広がりに仕上げるスタイルも根強い人気を誇ります。歩くたびにフリフリとお尻が揺れる姿は視覚的な魅力が高く、トリミング競技会や専門誌の特集でも常に注目の的となっています。