たけのこご飯3合の黄金比レシピ!失敗しないプロの水加減と隠し味

たけのこご飯3合の黄金比レシピ!失敗しないプロの水加減と隠し味にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

生たけのこを手に入れたら、収穫から1時間ごとにエグみ(ホモゲンチジン酸やシュウ酸)が増加するため、「買ったらその日のうちにアク抜きする」のが鉄則です。

伝統的な米ぬかを使ったアク抜きは科学的にも非常に理にかなっています。米ぬかに含まれるカルシウムや油分がエグみ成分を吸着・中和し、たけのこの繊維を柔らかく保ちます。

下処理の手順は次の通りです。穂先を斜めに5cmほど切り落とし、皮の縦方向に1本深い切れ目を入れます。鍋にたっぷりの水、たけのこ、米ぬか1カップ、赤唐辛子1〜2本を投入し、強火にかけます。沸騰したら落とし蓋をして弱火で約40分〜1時間、根元に竹串がスッと通るまで煮沸します。火を止めた後は茹で汁が完全に冷めるまで半日ほど放置することで、えぐみが完全に抜けきります。

また、たけのこの美味しさを引き立てる部位ごとの切り分けも重要です。

  • 穂先(柔らかい部分):縦に薄切り(くし形)にして、柔らかな舌触りと見た目の美しさを活かす。
  • 根元(硬めで歯ごたえがある部分):繊維を断ち切るようにいちょう切りや短冊切りにし、厚さ2〜3mmに揃える。
  • 油揚げの切り方:熱湯を回しかけて油抜きをした後、細い短冊切り(幅2〜3mm、長さ2cm)にする。米粒と綺麗に絡み合い、食感を邪魔しません。
山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。