『ひめゴト』結末ネタバレと打ち切りの真相!佃煮のりおと現在の動向
物語の主人公は、霜科高校に通う平凡(?)な男子高校生・有川ひめ。海外で奔放に豪遊を繰り返す両親のせいで莫大な借金を背負わされ、取り立て屋に追われる絶体絶命のピンチに陥ります。そんな彼を救ったのが、校内でも絶大な権力を握る「生徒会」の美少女たちでした。
生徒会はひめの借金を全額肩代わりする条件として、ひとつの過酷な契約を提示します。それは「高校生活を女装して過ごし、生徒会の犬になること」。かくして、誰よりも可憐な容姿を持つひめの、恥じらいとトラブルに満ちた学園生活が幕を開けました。
本作の最大の魅力は、ひめを取り巻く生徒会メンバーと周囲の強烈なキャラクター相関図にあります。
生徒会を牛耳る会長の歩山運子(通称:18禁さん)は、大企業の令嬢でありながら奔放かつドSな性格でひめを翻弄します。書記を務めるアルベルティーナ2世(通称:ベル先輩)は、人気同人作家の顔を持ち、ひめを創作の格好のネタとして観察。会計の名取あるとは、一見常識人に見えながらもひめの女装姿を誰よりも愛でるフェチズムの持ち主です。
さらに、ひめを兄として溺愛する実弟・有川かぐやや、風紀委員の面々、他校の刺客までもが女装や男装の入り乱れるカオスな人間模様を形成。ハイテンポなギャグの中に、時折覗く純粋な人間関係の温かさが読者を強く惹きつけました。