【2026年最新ルポ】賃貸を捨てて都心ホテルへ。「家を持たない」30代が増え続ける切実な理由と月額コストの真実
東京23区のワンルーム平均家賃が10万円を余裕で突破した2026年、若年層の不満はピークに達していた。特にネックとなっているのが、引っ越し時に発生する敷金、礼金、仲介手数料、そして鍵交換代といった不透明な初期費用だ。これらを合計すると、入居時だけに50万円近くが飛んでいく。
対照的に、ホテル暮らしのスタートコストは事実上ゼロに近い。クレジットカード一枚で即日チェックイン可能。家具や家電を揃える必要もなく、退去時の原状回復費用を巡るトラブルとも無縁だ。「家賃の更新時期が来るたびに理不尽な値上げを要求されるくらいなら、スーツケースひとつで自由に動ける方が精神衛生上圧倒的にいい」という声が、現場の取材から多く聞かれた。