「テレビから消えた」のではない。ライセンス藤原が体現する、泥臭くもスマートな「40代からの逆転キャリア論」
彼を語る上で外せないのが、格闘技への真摯なアプローチだ。特にブラジリアン柔術への傾倒ぶりは、単なるタレントの趣味の域を遥かに超えている。日々マットに上がり、若者に混ざって汗を流し、スパーリングを重ねる。その様子はSNSやYouTubeでも発信され、多くの同世代に刺激を与えている。
なぜ、今になって格闘技なのか。そこには、肉体の衰えに抗うためだけではない、精神的なリセットの意味合いが強いように見える。言葉のプロである芸人が、あえて言葉の通じない「肉体の会話」に身を投じる。このギャップが、彼の人間味をさらに深めているのは間違いない。