Growの過去形と過去分詞を即答!Grew・Grownの活用と注意点

Growの過去形と過去分詞を即答!Grew・Grownの活用と注意点にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

ネット上の掲示板や知恵袋などでは、「growとgrow upの違いは何ですか?」「他動詞のgrowは人に使えないのですか?」という疑問が絶え間なく投稿されています。ここで明確にしておかなければならないのが、「自動詞と他動詞の使い分け」、そして「grow up 過去形 違い」の構造です。

まず、基本となる「育つ」と「育てる」の違いを整理します。

  • 自動詞のgrow(主語が自然に育つ・増える・成長する): 主語そのものが大きくなる現象を指します。「The plants grew quickly.(植物が急速に育った)」「Our business grew by 15% last year.(当社の事業は昨年15%成長した)」のように、生物の身体的成長から経済的な規模拡大まで幅広く使われます。
  • 他動詞のgrow(〜を栽培する、〜を成長させる): 目的語を取る形です。「My grandfather grew organic tomatoes.(祖父は有機トマトを栽培した)」のように、主語が外部の対象を育てます。ビジネスでも「He grew the company from scratch.(彼はその会社をゼロから育て上げた)」という用法が一般的です。

では、人間に対して「育つ・育てる」と言いたいときはどうするべきでしょうか。ここに学習者が最も陥りやすい落とし穴があります。

人間が子どもから大人へと精神的・身体的に成長するプロセスを表す場合、英語では句動詞の「grow up」を用います。過去形は「grew up」です。そして重要なのは、grow upは100%自動詞であり、目的語を取ることはできません。

「I grew up in Osaka.(私は大阪で育った)」は正しい表現ですが、「I grew up my son in Osaka.」という英文は文法的に完全に誤りです。子どもを「育てる(養育する)」と言いたいときは、「raise」や「bring up」を選択しなければなりません。したがって、「子どもを育てた」の過去形は「I raised my children.」または「I brought up my children.」が唯一の正解となります。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。