ナンバープレートの赤枠とは?赤斜線との違いや運転者の正体を暴く

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街で赤枠ナンバーの車を見かけたとき、「赤枠ナンバー 誰が運転しているのか」「怪しい業者が非合法な取引で使っているのではないか」と警戒するドライバーも少なくありません。しかし、現場の実情を取材すると、ハンドルを握っている人物のプロファイルは極めて限定的であることが分かります。

大手ディーラーの元店長や現役の陸送会社運行管理者の証言によると、赤枠ナンバーを運転できるのは、回送運行の許可を受けた事業者に所属する「社内従業員」または「正式に契約を結んだ専門の陸送ドライバー(回送運行取扱者)」に厳密に制限されています。家族や友人はもちろん、自動車の購入客であっても、許可された業務外で運転することは一切認められていません。

現場で赤枠ナンバーを装着して走行している車両の具体的な内訳は、主に次の3パターンに集約されます。

  • 新車の架装・納車前移動:完成工場からボディコーティング業者や特殊架装メーカーへ未登録車を運ぶプロドライバー。
  • 中古車オークション出品・輸送:車検が切れた下取り車両を自走で中古車会場や輸出港のヤードへ移送する業者。
  • 整備工場・車検場への回送:車検切れの修理預かり車両を認証工場から陸運支局の検査ラインへ持ち込む整備士。

実際に運転席を観察すると、ドライバーが白い手袋を着用していたり、車検証ケースに「回送運行許可証」を大切に挟み込んで携帯していたりする姿が確認できます。大手輸送会社では、社内規程によって「赤枠ナンバー装着時の運行日報への即時記帳」「法定速度マイナス5km/hでの安全運行」「パーキングエリア以外での寄り道の全面禁止」など、旅客バスやトラック並みの厳しいコンプライアンス管理が徹底されています。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。