オナニーがやめられないのは脳の罠?罪悪感を脱する克服法と真実
「自分は異常なのではないか」と悩む前に、医学的に見て何が健康で何が病理的なのか、客観的な境界線を把握しておく必要があります。オナニーの頻度で正常とされる数値は個人の年齢、体質、生活環境によって大きな幅があり、「週に何回なら正常、何回以上は異常」という単純な数値のみで一律に断定することはできません。
世界保健機関(WHO)の国際疾病分類第11版(ICD-11)において、「強迫的性行動症(CSBD)」として正式に収載された診断基準を軸に、自身の状態を俯瞰的にチェックできる比較表を作成しました。
セルフチェックとして重要なのは、オナニー依存症の診断における核心である「有害な結果が生じているにもかかわらず継続しているか」という問いです。自慰をすること自体は極めて自然な生理現象ですが、それが原因で集中力を著しく欠いたり、人との約束をすっぽかしたり、睡眠リズムが完全に崩壊しているなら、それはライフスタイルが依存に侵食されているサインと言えます。