アメリカはなぜイランを攻撃したのか?報復の連鎖と原油高騰の真相に迫る

アメリカはなぜイランを攻撃したのか?報復の連鎖と原油高騰の真相に迫るとは一体何なのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

中東情勢の激化は、日本に住む私たちの生活と決して無縁ではありません。イランが対米牽制の切り札として常に言及するのが、中東産原油の輸出動脈であるホルムズ海峡の封鎖です。世界の石油消費量の約2割、そして日本が輸入する原油の9割以上がこの細い海峡を通過しています。

もしホルムズ海峡が機雷敷設や拿捕、ミサイル攻撃によって航行不能に陥れば、輸送タンカーの保険料は跳ね上がり、海運ルートは完全に麻痺します。原油先物価格が1バレル=100ドルから150ドル超へと急騰することは避けられません。

原油価格の高騰は、国内のガソリンスタンドでの給油価格高騰はもちろん、火力発電に頼る電気・ガス料金の跳ね上がり、物流コスト上昇に伴う食料品や日用品の広範な値上げへと直結します。日本政府は200日分を超える石油備蓄を保有しているものの、封鎖が長期化すれば日本経済は未曾有のスタグフレーション(不況下の物価高)に直面することになります。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。