2026年、深夜のスクランブル交差点から見える消費の最前線:なぜ「渋谷 ドンキ」は世界中の旅人を引き寄せ続けるのか
深夜2時。街の明かりがひとつ、またひとつと消えていく時間帯にもかかわらず、店内の熱気は最高潮を迎える。免税カウンター前には、多言語のレシートを握りしめた旅行者の長蛇の列。以前のような「安さだけを求める爆買い」ではなく、自分のライフスタイルに合った「日本限定体験」を買い求める姿が印象的だ。
特に欧米圏や東南アジアからの旅行者の間で、ドンキでの夜間ショッピングは一種の「アトラクション」として消費されている。ホテルのチェックインを済ませ、夕食を終えた後に訪れることができる24時間営業の強みが、渋谷という街の夜間経済(ナイトタイムエコノミー)をダイレクトに支えているのだ。