小池百合子氏のカイロ大卒業疑惑とは?元側近告発と卒業証書の真相
この疑惑が社会的に決定的な注目を浴びる契機となったのが、ジャーナリストの石井妙子氏によるノンフィクション『女帝 小池百合子』(2026年刊行)でした。綿密な取材に基づく同書において、最も強い説得力を持ったのが、カイロ時代に小池氏と同居していた日本人女性(元同居人)の生々しい証言です。
同級生証言によれば、小池氏はカイロ大学の正規課程での進級試験に合格できず、1976年当時に「進級できなかった」「卒業できなかった」と語っていたとされます。大学を中退して帰国せざるを得ない状況だったにもかかわらず、帰国直後から「カイロ大学を卒業した」とメディアに語り始めたという経緯が暴露されました。
また、小池氏がかつて自著やインタビューで喧伝していた「カイロ大学を首席で卒業した」という主張も大きな議論を呼びました。アラビア語を母語としない留学生が難関の文学部社会学科を4年で、しかも首席で卒業することは現地教育関係者からも「現実的に極めて困難」と指摘されており、後に小池氏側も「首席」という表現を取り下げています。
さらに小池百合子氏のアラビア語の評判についても、現地メディアのインタビュー映像などで見せる会話力は日常会話や初歩的な定型句の域を出ておらず、大学レベルの難解な学術講義を理解し論述試験を突破できるレベルには達していなかったのではないかという指摘が言語の専門家から複数なされています。