なぜ刺すだけで糸が抜けない?パンチニードルの仕組みを徹底解説
このシンプルな仕組みを、誰もがストレスなく扱える洗練された道具へと進化させた立役者がいる。世界中の愛好家から絶大な支持を集める「オックスフォード・パンチニードル」の生みの親、エイミー・オックスフォード氏だ。彼女が設計した木製グリッパー付きの針は、手に馴染む形状と一定の深さで刺せる精密さを備え、クラフトの普及に決定的な役割を果たした。
一方、日本国内における普及を牽引しているのが、伝統と高い技術力を誇るクロバー株式会社だ。同社が展開する「フリーステッチングニードル」は、極細の刺繍糸から中細毛糸まで対応する繊細な作りで、日本の居住環境に合わせたコンパクトな作品づくりを後押ししている。欧米発祥の豪快な極太針と、日本が誇る精密なツール。選択肢が広がったことで、クラフトの裾野は劇的に広がった。