ヤモリとイモリの決定的な違い!生息地や毒性の見分け方完全版
光の届かない暗所であっても、指先と皮膚を観察すれば迷う余地はない。ヤモリの体表は細かな鱗で覆われており、触感はサラサラと乾いている。特筆すべきはその足裏だ。微細な毛が密集した「指下板(しかばん)」により、分子間力(ファンデルワールス力)を働かせて垂直な窓ガラスや天井すら自在に駆け回る。
イモリの皮膚は常に湿り気を帯びており、粘液に覆われてしっとりとしている。指には吸盤がなく、前足に4本、後ろ足に5本の指を備え、水中を泳ぐのに適した平たい尾を持つ。壁をよじ登って室内へ侵入するような芸当はイモリには不可能であり、垂直な平面に張り付いている時点でヤモリ一択となる。