武田鉄矢の母・イクさんの壮絶生涯と名言!名曲に秘めた愛と死因の真相
武田イクさんは1898年(明治31年)3月20日、福岡県に生まれました。明治、大正、昭和、平成の4つの時代を駆け抜け、激動の近現代史を泥臭く、たくましく生き抜いた女性です。
夫である嘉元(かもと)さんと結婚後、福岡市博多区雑餉隈(ざっしょのくま)でタバコ屋やクリーニング取次店などを営みながら、家計を支えました。武田家の家族構成は、両親と2男3女の5人兄弟。武田鉄矢さんはその末っ子(三男)として、1949年に誕生しています。
当時の家庭環境は決して裕福ではなく、むしろ日々の食事にも苦労するほどの極貧生活でした。しかし、イクさんは愚痴ひとつこぼさず、早朝から深夜までがむしゃらに働き続けました。夫が酒好きで家庭を顧みない時期があっても、子どもたちを誰一人として飢えさせまいと必死に守り抜いたのです。この福岡の実家で過ごした泥臭くも温かい日々こそが、表現者・武田鉄矢の骨格を形作ることになりました。