猫の爪切り完全攻略!暴れる理由と血管の見分け方・プロ直伝の裏ワザ
同居家族の補助がなく、一人で爪切りを行わなければならない状況では、プロの動物看護師も活用する「物理的サポートアイテム」の導入が劇的な効果を発揮します。中でも定評があるのが「洗濯ネット」と「バスタオル」を用いた保定テクニックです。
洗濯ネットを活用する場合、目の細かい、猫の身体に程よくフィットするサイズ(中型〜大型用)を選びます。猫をネットに入れると、狭い場所に身を隠す習性(走触性)が刺激され、視界が適度に遮られることで副交感神経が優位になり、驚くほど大人しくなる個体が少なくありません。ネットの網目から爪の先端だけを指先で押し出し、外側から爪切りを当てることで、爪切り本体の冷たい金属感を猫に意識させずに素早くカットできます。
一方、タオルを使った「おくるみ巻き(通称:ニャンモナイト巻き)」は、猫の首元から胴体をバスタオルでしっかりと巻き込み、手足の可動域を優しく制限する方法です。切りたい足だけをタオルから1本ずつ引き出して処置を行うため、爪切り中に突然爪で引っかかれたり、噛みつかれたりする事故を未然に防ぐことができます。