ハリポタの悪戯者ピーブスが映画に一切出ない理由と正体の謎を徹底解明

ハリポタの悪戯者ピーブスが映画に一切出ない理由と正体の謎を徹底解明の要点や背景をコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

映画『ハリー・ポッターと賢者の石』の制作初期、ピーブスのキャスティングはすでに決定しており、イギリスの高名なコメディアン兼俳優であるリック・メイヨール(Rik Mayall)が演じていました。実際に現場で衣装を身にまとい、約3週間にわたる本格的な撮影が行われていたのです。

それにもかかわらず、なぜ完成した映画から彼の姿が1秒たりとも残らず消し去られたのでしょうか。最大の理由は「映画全体の尺(上映時間)の制約」と「トーンの整理」でした。

クリス・コロンバス監督をはじめとする制作陣は、原作の膨大なエピソードを2時間半の劇場用映画に収めるにあたり、メインストーリーであるハリーと賢者の石をめぐる冒険に焦点を絞る必要がありました。ピーブスは城の日常を彩る魅力的なスパイスではあるものの、本筋のプロットを直接動かすキーパーソンではなかったため、編集段階で真っ先にカットの対象となってしまったのです。

さらに、撮影現場ならではの強烈な裏話も残されています。リック・メイヨールの演技があまりにも面白すぎたため、共演していたダニエル・ラドクリフら子役たちがカメラの前でどうしても笑いをこらえられず、NGが連発したとメイヨール本人が生前のインタビューで明かしていました。

カットの決定を知らされたメイヨールは「映画館で観るまで家族にもカットされたことを黙っていた」と語るなど、彼らしいユーモアで振り返っています。現在に至るまでこの「ピーブスの削除シーン」は公式ソフトの特典映像などにも収録されておらず、ファンの間では今なお公開が熱望される“幻の映像”として語り継がれています。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。