血糖値が上がると太るのは一体なぜ?知っておくべき決定的な理由と今日からできる対策
編集部が実施した30〜50代の男女200人を対象としたアンケートでは、ダイエットに失敗し続ける人の多くが「空腹時血糖値は正常」と答えていた。ここに落とし穴がある。健診で測る空腹時血糖値やHbA1cは、食事をしていない安静時の数値だ。朝食を抜いて採血すれば、たとえ日常的に食後高血糖を起こしていても数値は正常に見える。
実際に、40代女性のAさんは「朝はコーヒーだけ、昼はコンビニのおにぎり2個と菓子パン、夜は遅い時間に麺類」という食生活で、身長158cm・体重62kgから抜け出せなかった。Aさんはこう語る。
「カロリー的には1600kcal前後だと思っていたので、食べすぎではないはずなのに全然痩せなくて。むしろ体が重くて夕方に動けなくなる。あと、甘いものを我慢できず毎日3時頃にチョコを食べていました」
これは典型的な血糖値スパイクの症状だ。昼におにぎりと菓子パンという糖質過多の組み合わせで血糖値が乱高下し、夕方の低血糖状態が強い甘いものへの欲求を生む。そして夜遅くの麺類が再び血糖値を跳ね上げ、就寝中に脂肪蓄積が進む。Aさんの場合、栄養指導でベジファーストと低GI食品を導入したところ、3ヶ月で4.5kgの減量に成功したという。
この実例が示すのは、太る原因は必ずしも「量」ではなく「血糖値の変動幅」だということだ。