スプレー缶のガス抜きで穴あけは危険?事故防ぐ正しい捨て方と最新ルール
Q1:穴あけをしないと、ゴミ収集車の中で爆発することはありませんか?
A1:中身が完全に空になっていれば、収集車の回転板で圧縮されても爆発することはありません。近年の収集車火災のほぼ100%は、「中身やガスが残ったままの缶」が可燃ごみや不燃ごみに混入されたことが原因です。出し切ることさえ徹底していれば、穴あけ作業を挟む必要はありません。
Q2:ペンキ(塗料)のスプレー缶が抜けきりません。新聞紙に出すと色が飛び散るのですが?
A2:塗料スプレーの処理は段ボール箱を活用するのがプロの技です。段ボールの中に新聞紙やボロ布を敷き詰め、上部に缶のノズルだけが通る小さな穴を開けます。箱の中にノズルを差し込んで噴射すれば、塗料ミストが外に飛び散ることなく安全に吸着・気化させることができます。
Q3:錆びて穴が開きそうな古いスプレー缶はどう扱えば安全ですか?
A3:缶が赤錆で覆われている場合、わずかな衝撃やノズル操作による内圧変化で缶底や継ぎ目が破裂し、大怪我を負う危険があります。絶対にノズルを強く押したり穴を開けたりせず、ポリ袋などにそっと入れて密閉し、お住まいの自治体の清掃課窓口へ「中身が入った錆びた缶がある」と直接相談してください。
Q4:冬場にガスが最後まで出切らない時はどうすればいいですか?
A4:気温が低いと缶内部の圧力が下がり、ガスが液体のまま残ってしまう現象(ドロップアウト)が起きます。この場合、絶対に直火やドライヤー、熱湯で加熱してはいけません(急激な内圧上昇で爆発します)。室温(20度前後)の部屋にしばらく置いて常温に戻してから、改めて屋外の風通しのよい場所で噴射作業を行ってください。