韓流ドラマ美術監督が直伝!憧れのインテリア再現術と必須アイテム

韓流ドラマ美術監督が直伝!憧れのインテリア再現術と必須アイテムの注目ポイントを分かりやすくまとめてご紹介します。

「カメラが捉えるのは、単なる壁や家具ではありません。そこに生きる人間の息遣いと温度感です」。世界的なヒット作を手がけたプロダクションデザイナーはそう語り始めた。かつてテレビドラマのセットといえば、記号的な「背景」に過ぎなかった。しかし今、映像における空間づくりは物語の核心を担う表現へと昇華している。

劇中の部屋をおしゃれに見せる最大の鍵は、光の層(レイヤー)を作ることだという。天井の中央に大きな蛍光灯をひとつ灯す日本の典型的な室内配置とは異なり、韓国の先進的なセットデザインでは直接光を徹底的に排除する。ベッド脇のフロアランプ、棚に置いた小さなテーブルライト、そして足元をかすかに照らす間接照明。これらを分散して配置することで、奥行きと立体感が一気に生まれる。

さらに重要なのが、家具の高さを極力低く抑える「ロースタイル」の徹底だ。視界を遮る高背のタンスを消し、ローボードや背の低いオープンシェルフで壁面の余白を広く残す。この余白こそが、狭いワンルームであっても開放的で洗練された印象を与える秘密なのだ。

中川 明日香

中川 明日香

ビジネス戦略アナリスト

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。