巨大アルミを削り出す新幹線の作り方!時速320キロを支える現場
工場で完成した車両を線路上へ送り届ける最終工程もまた、息をのむドラマの連続だ。重量数十トン、全長25メートルを超える新幹線は、通常の道路を昼間に走ることはできない。真夜中の静寂を縫って、特殊な巨大トレーラーに載せられた車体が、ミリ単位のハンドルさばきで市街地の交差点をすり抜けていく。海沿いの工場からは専用の艀(はしけ)に載せられ、波に揺られながら車両基地の最寄り港へと海上輸送される。
かつて社会現象を巻き起こした『プロジェクトX〜挑戦者たち〜』が描き出した、無名のエンジニアや輸送部隊の熱きドラマを思い出す人も少なくないだろう。現在は『NHKオンデマンド』などで当時の開発秘話を追体験できるが、2026年の今もなお、現場に息づく執念と情熱の総量は何一つ変わっていない。幾千もの手によって命を吹き込まれた鉄の鳥は、今夜も静かに、明日の日本の大動脈へと羽ばたいていく。 (出典: 新幹線 作り方(Yahoo!ニュース))
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