なぜ真面目に働く人が貧しくなる?手取り急減の構造リスクと打破策
岸田文雄政権下で掲げられた「新しい資本主義」や所得倍増計画、そして「インベスト・イン・キシダ」の掛け声から数年。賃上げ要請などの政策が打ち出されたものの、社会保障費の負担増や税負担の重圧がそれを相殺し、国民の実感としては貧困化が進んだという意見が根強い。
ネット上のコメント欄を覗けば、Yahoo!ニュースの経済記事には連日、生活苦を訴える現役サラリーマンからの叫びが溢れている。また日本経済新聞の連載や解説記事でも、日本企業の低い労働生産性と賃金停滞の連鎖、そして中間層の解体が主要な論点として連日のように取り上げられている。国や政策の迷走に対する国民の不満と絶望感は、過去最高レベルに達していると言わざるを得ない。