進修サッカー団の真実: 東大阪の子どもたちを育てる50年の軌跡
進修サッカー団のスローガンは明確だ。「楽ではないが楽しい道」。この言葉には、創設者たちの深い思いが込められている。
簡単な道を選ばない。困難に立ち向かうからこそ、達成感がある。森川浩太代表はこの哲学を何度も口にする。「子どもたちには、サッカーを通じて人生の厳しさと喜びを学んでほしい」。彼の言葉には迷いがない。
実際の練習を見れば、その意味がわかる。基礎技術の反復練習は厳しい。だが、コーチたちは決して怒鳴らない。一人ひとりの成長を見守り、適切なタイミングで声をかける。挨拶の仕方、道具の片付け方、仲間への気遣い。サッカー以外の部分にも目が行き届く。
保護者の山田さん(仮名)は語る。「息子は入団して2年。サッカーが上手くなっただけじゃない。家でも自分から挨拶するようになった。学校の先生からも褒められるようになって」。技術と人間性、両方を育てる指導が実を結んでいる。