新5000円札の津田梅子と歴代の歴史!使えない自販機やレア価値の真相

話題沸騰中の 新5000円札の津田梅子と歴代の歴史!使えない自販機やレア価値の真相について、多角的な視点をご紹介しています。

新5000円札の肖像に津田梅子が選ばれた背景には、日本社会の近代化において「女子高等教育の道を切り拓いた先駆者」としての圧倒的な功績があります。わずか6歳で岩倉使節団に随行して渡米し、過酷な留学生活を乗り越えて帰国した彼女は、当時の男性優位だった社会の中で、女性が自立して生きていくための教育機関「女子英学塾(現・津田塾大学)」を創設しました。

財務省が今回の紙幣刷新で掲げた基準は、「世界に誇るべき日本の偉人」「女性活躍や近代化の基盤を築いた人物」「精密な肖像写真が残っており偽造防止に適していること」の3点です。前代の樋口一葉が築いた「女性文化人」の流れを継承しつつ、実学と国際感覚をもって社会を変革した津田梅子は、まさに新時代を象徴する顔として選ばれました。

また、券面を彩るデザイン裏面のフジの花(藤)にも深い意図が込められています。古事記や万葉集の時代から日本人に愛されてきたフジの花は、気品と優美さを象徴する植物です。津田梅子の芯の通った教育者としての姿と、日本伝統の美意識が見事に融合した仕上がりとなっています。

山口 彩花

山口 彩花

写真家・フォトエディター

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。