自民党総裁選の党員票はどう決まる?ドント方式と逆転のカラクリ

自民党総裁選の党員票はどう決まる?ドント方式と逆転のカラクリについて押さえておきたい 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

全国の党員・党友が投じた実際の投票用紙は、どのようにして候補者ごとの「票数」へと変換されるのでしょうか。ここで採用されているのが、国政選挙の比例代表でも馴染み深い「ドント方式」です。

ドント方式の集計手順は明快です。まず全国の開票結果から各候補者の有効得票数を集計し、その得票数を1、2、3、4……と整数で順に割っていきます。その計算結果(商)の大きい順に、用意された党員票の枠(議員票と同数)を1票ずつ各候補へ割り振っていく仕組みです。

この配分割合の決定方式により、全国の得票率に極めて近い形で党員票が各陣営へと分配されます。小選挙区制のような「勝者総取り(ウィナー・テイク・オール)」ではないため、地方票の開票結果において僅差の戦いになれば、上位陣の間で獲得票数が拮抗し、単独過半数を獲得することが極めて難しくなる特徴を持ちます。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

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