【2026年現地ルポ】「東京大学柏キャンパス」の現在地——最先端科学と未来都市が交錯するイノベーション最前線
広大な敷地内を行き交う学生たちの足元に目をやると、超小型の電動モビリティやシェアサイクルがスムーズに走る。学びのハブとなる「柏図書館」は、24時間アクセス可能なワークスペースや最新のデジタルアーカイブを備え、夜遅くまでアイデアを形にしようとする若者たちで活気にあふれている。
国際色の豊かさも柏ならではの魅力だ。世界各国から集まる留学生やポスドク研究者の割合が高く、キャンパス内のカフェテリアや国際交流会館では多様な言語で議論が交わされている。静けさに包まれた研鑽の場でありながら、世界に直結したオープンなカルチャーが見事に同居している。