大船渡魚市場は一般人も入れる?絶品海鮮丼とサンマ水揚げの最前線
大船渡魚市場の現在の姿を語る上で欠かせないのが、東日本大震災からの復興の歩みです。2011年3月11日の大津波によって旧魚市場は壊滅的な被害を受けましたが、地域の水産業を早期に蘇らせるため、市と関係者が一体となって再建計画を進めました。
総事業費約70億円を投じて整備された新市場は、国際基準であるHACCP(ハサップ)の考え方を導入した「高度衛生管理型市場」として生まれ変わりました。市場全体が密閉構造となっており、鳥獣や害虫の侵入を遮断。外気や直射日光をコントロールする温度管理システムや、殺菌海水を用いた衛生的な洗浄設備が張り巡らされています。
単なる水揚げ施設にとどまらず、国内外へ安全・安心な三陸ブランドを輸出できる拠点として機能しており、震災からの創造的復興の象徴として全国の自治体や水産関係者からの視察も絶えません。