大腸がんを公表した芸能人たち 命を救う早期発見と最新治療の現実
大腸がんは、日本の部位別がん罹患数において常に上位に位置する。世代やジャンルを問わず、多くの有名人がこの病と戦い、あるいは乗り越えてきた。公表された事例とそれぞれの軌跡を振り返る。
音楽界や演劇界の第一線で活躍する表現者たちが執筆した闘病記は、同じ病に悩む患者やその家族にとって大きな精神的支柱となってきた。また、漫画界の巨星・鳥山明氏の突然の訃報など、カルチャー界を支えた偉大なクリエイターたちの悲報は、定期的な健康チェックの切実さを改めて日本中に痛感させた。
国立がん研究センターの集計データによると、大腸がんは早期(ステージI)で発見できれば5年生存率は90%を超え、決して「治らない病気」ではない。しかし、初期段階ではほとんど自覚症状がないため、定期検診を受けないまま進行してしまうケースが後を絶たないのが現状だ。