サモエドは飼うと後悔する?性格や価格相場・抜け毛のリアルを徹底解説
サモエドの最大のトレードマークといえば、黒目がちな瞳とキュッと上がった口角が生み出す「サモエドスマイル」です。この愛らしい表情は、単に愛嬌を振りまいているわけではありません。原産地であるロシア・シベリアの極寒環境において、口角から垂れたよだれが凍りついて凍傷になるのを防ぐために進化した骨格構造に由来しています。
シベリアの先住民族「サモエド族」とともに暖を取りながら暮らしてきた歴史から、性格は極めて温厚で人間への信頼感が抜群に強いのが特徴です。攻撃性が極めて低く、小さな子どもや他のペットとも仲良くできる社交性を持っています。一方で、常に家族のそばにいたがる甘えん坊な一面があり、長時間の留守番では激しいストレスを感じてしまう傾向があります。
体格は国際畜犬連盟(FCI)の分類上は中型犬ですが、日本国内の生活環境では実質的に大型犬として扱われます。骨格がしっかりしており、密度の高い毛に覆われているため、数字以上の存在感と抱き心地があります。
【サモエドの標準体格データ】
・成犬の体高:オス 57cm前後(±3cm) / メス 53cm前後(±3cm)
・成犬の体重:オス 20kg〜30kg / メス 16kg〜23kg
似ている犬種「日本スピッツ」との違い
見た目が酷似しているため混同されやすい犬種に「日本スピッツ」が挙げられます。日本スピッツはサモエドをルーツとして日本国内で小型化・改良された犬種です。最も明確な違いは「体の大きさ」にあります。成犬時の日本スピッツは体重5kg〜11kg前後であり、サモエドの3分の1から半分以下のサイズ感となります。また、サモエドの方が口吻(マズル)が太く丸みを帯びており、よりずっしりとしたクマのようなフォルムをしています。