オートブレーキホールドは危険?落とし穴と正しい使い方を徹底解説
オートブレーキホールドの使い勝手において、長年ユーザーから不満の声が上がっていたのが「エンジンを切るたびに機能がリセットされ、毎回ボタンを押す必要がある」という仕様です。この制御は「運転者が意図しないホールド作動を防ぐ」という国際的な安全思想に基づいたものですが、毎回のスイッチ操作を煩わしく感じるユーザーは少なくありません。
近年、トヨタをはじめとする一部の最新型モデル(クラウン、プリウス、ハリアー、アルファード等の上位グレード)では、マルチメディア画面やメーター内設定でホールド状態のメモリー機能(次回始動時も自動復帰)が搭載されるケースが増加しました。しかし、依然として大半の大衆車や軽自動車ではエンジン始動ごとの手動ONが標準仕様です。
こうした背景からアフターマーケットで爆発的な人気を博しているのが、社外品の「オートブレーキホールド常時オン化キット」です。配線カプラーに割り込ませることで、シートベルト装着とエンジン始動をトリガーにして自動的にホールドスイッチをオンにしてくれる電子パーツです。気になる車検適合性ですが、「手動で純正スイッチを押せば通常通りオフにできる機能」が維持されている製品であれば、道路運送車両の保安基準に抵触せず車検に合格します。ただし、粗悪な格安配線キットを使用した場合、ECU通信にノイズが走り、メーター内に「ブレーキシステム故障」「EPB警告灯」が点灯して保証対象外となるリスクがあるため、信頼性の高い国内メーカー製を選ぶのが鉄則です。