中学生の読書感想文おすすめ本と3時間で書き上げる独自メソッド
入選や上位の賞を目指すなら、選書における「戦略」を無視することはできない。公益社団法人全国学校図書館協議会と毎日新聞社が主催する青少年読書感想文全国コンクールでは、毎年厳選された課題図書が提示される。
文部科学省の後援も受けるこのコンクールにおいて、課題図書を選ぶメリットは明確だ。時代性や社会課題が濃密に反映されているため、審査員が「何を意図してこの本を指定したか」という文脈を読み解く深掘りがしやすい。環境問題、人権、AI社会の到来といった現代的なテーマと自身の生活体験を結びつければ、高評価を得る論理的な文章が組み上がる。
対して、自由図書はオリジナリティの勝負だ。「なぜ星の数ほどある本の中から、自分はこの一冊を選んだのか」という動機そのものが、すでに強力なアピールポイントになる。定番の名作を意外な視点から切り取るか、誰も選ばないようなマイナーな傑作で独自の哲学を展開するか。自分の強みに応じて選び分けることが、入賞への最短ルートだ。