なぜ世界が熱狂?80年代ロゴ再燃の真相とデザインの魅力を徹底解剖

なぜ世界が熱狂?80年代ロゴ再燃の真相とデザインの魅力を徹底解剖の重要なポイントについて、最新情報を取りまとめてご紹介します。

当時のグラフィックを決定づけているのが、極めて実験的かつダイナミックな文字デザインです。80年代フォントの特徴を紐解くと、現代のデザインセオリーとは一線を画すいくつかの明確なルールが存在します。

第一に挙げられるのが、幾何学的な骨格を持つ極太サンセリフ体(ジオメトリック・サンセリフ)の多用です。「Futura Extra Bold」や「ITC Avant Garde Gothic」などに代表される、円と直線で構成された力強い書体がベースとして君臨しました。

第二に、スピード感とハイテク感を演出するための「大胆なオブリーク(斜体)」と「ストライプ・スライス加工」です。文字の一部を横方向のラインで幾重にも切り裂くような表現は、黎明期のコンピュータグラフィックスや走査線を想起させ、当時の先端技術を象徴するアイコンとなりました。

第三に、クロムメッキ調の光沢グラデーションと立体シャドウです。金属の反射光を表現したメタリックな質感や、地平線に向かって落ちていくような3Dパースペクティブは、平坦な画面に劇的なドラマ性を付与する定番の手法として愛されました。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。