イヌノフグリの名前の由来と見分け方|青い花との違いや絶滅危惧の真相
名前に戸惑いを覚える一方で、イヌノフグリの花言葉には非常に誠実で前向きな意味が込められています。代表的な花言葉は以下の通りです。
- 「信頼」
- 「忠実」
- 「清らか」
これらの花言葉は、犬が人間に寄せる従順で誠実な姿に由来していると言われています。また、英名では「Cat's eye(猫の目)」や「Bird's eye(鳥の目)」、あるいは聖女ヴェロニカに由来する属名「Veronica」と呼ばれ、ヨーロッパでは澄んだ瞳や信仰心を象徴する植物として愛されてきました。
日本国内でも、植物学者や愛好家の間では、あまりに無骨な名前に代わる別名として「星の瞳(ほしのひとみ)」や「瑠璃唐草(るりからくさ)」といった風情ある呼び名が提案され、親しまれています。(※園芸植物のネモフィラも「瑠璃唐草」と呼ばれるため混同に注意が必要です)。
イヌノフグリの開花時期は地域によって前後しますが、概ね2月下旬から5月上旬にかけてです。寒さが残る早春から日光を浴びて開花し、初夏の暑さが訪れる頃には種子を残して地上部を枯らす「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」に近いライフサイクルを持っています。花は陽光に反応して開き、夕方や曇天・雨天時には閉じる性質があり、1つの花弁の寿命は基本的に1日限りの「一日花」です。