センター試験はいつからいつまで?共通テストとの違いと歴史を徹底解説
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30年間で約1,500万人以上が受験し、信頼性の高い選抜システムとして機能していたセンター試験が、なぜ幕を閉じることになったのでしょうか。その背景には、文部科学省の中央教育審議会が主導した「高大接続改革」の強い理念が存在します。
従来のセンター試験は、パターン化された問題演習によって高得点を狙える「知識再生型」の側面が強く、暗記偏重の受験勉強を助長しているという批判が教育界の内外から根強くありました。AIの進化や急速なグローバル化が進むなか、答えのない課題に対峙できる「思考力・判断力・表現力」を育成することが国の急務となったのです。
2017年と2018年に実施された大学入試センターの「共通テスト試行調査(プレテスト)」では、国語や数学への記述式問題の導入、英語4技能を測る民間資格・検定試験の活用などが大々的に検証されました。しかし、公平な採点体制の確保や受験生の経済的・地理的格差への配慮から、記述式と英語民間試験の導入は見送られるという紆余曲折を経験します。それでも、複数のテキストや統計グラフを組み合わせて読み解かせる問題構成など、改革の本質的な方針は現行の共通テストへと引き継がれました。