過激発言の裏の真実とは?勝谷誠彦が遺した現代メディアへの警鐘
テレビの枠組みすら狭すぎると感じた彼は、個人メディアの可能性をいち早く切り開いた。まだプラットフォームが整っていない時代から「有料メールマガジン」を創刊。毎朝未明に執筆される長大なメルマガは、検閲も忖度もない「勝谷誠彦の真骨頂」として数万人規模のコアな読者を魅了した。個人の言論を有料で届ける現代のサブスクリプション型メディアの先駆者と言える。
また、ニッポン放送などのラジオ番組では、リスナーからの素朴な疑問や生活の実感に寄り添いながら、国政の愚策をぶった斬った。電波の向こう側にいる一人ひとりの市民に向けてダイレクトに語りかけるその姿勢は、メディアの多様化を見越した実験でもあった。