死番虫(シバンムシ)の正体とは?発生源の特定と刺す天敵の駆除対策
シバンムシは漢字で「死番虫」と書きます。この物々しい名称は、英語圏での通称「デスウォッチビートル(Deathwatch beetle=死の番人)」の直訳に由来しています。かつてヨーロッパでは、静まり返った夜の寝室で柱や壁の内部から聞こえる「カチカチ」というシバンムシの頭部を壁に打ち付ける求愛行動の音が、「死期の近い病人の命を刻む時計の音」として恐れられていました。
日本の住宅に現れる成虫の体長はわずか1.5ミリ〜3ミリ程度。丸みを帯びた赤褐色の甲虫で、一見すると小さな甲殻類やカブトムシのミニチュアのような姿をしています。飛行能力を持ち、光に集まる走光性があるため、夜間に室内の照明や窓辺にパチパチと飛び回って住人を悩ませるケースが多発しています。