ヤモリの性別は尻尾の付け根で一目瞭然!プロが教えるオスメス判別法

ヤモリの性別は尻尾の付け根で一目瞭然!プロが教えるオスメス判別法にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

Q1:捕まえた野生のニホンヤモリをハンドリングせずに安全に性別を見分けるには?
A1:百円均一などで手に入る透明なプラスチック製のアクリルケースやコレクションケースにヤモリを誘導して入れ、フタをしっかり閉めた上で下からスマートフォンのカメラで腹部を撮影してください。特に後肢の間の鱗と、尾の付け根のコブの有無を拡大ズームすることで、生体に触れず自切も防ぎながら安全に確認できます。

Q2:1匹だけで飼っているメスが突然卵を産みました。有精卵の可能性はありますか?
A2:過去半年以内に野生下で捕獲した個体や、ショップでオスと同居していた個体である場合、ヤモリのメスは体内に精子を数ヶ月間貯蔵する「遅延受精(貯精)」の能力を持つため、単独飼育下でも有精卵を産むケースがあります。一方、生後完全隔離で育てられた個体が産んだものはすべて無精卵です。キャンドリング(暗所で卵の裏からスマホのLEDライトを当てる)を行い、内部に赤く広がる血管やピンクの胚が確認できれば有精卵、全体が黄色く濁って光を透過するだけなら無精卵と判断できます。

Q3:ヒョウモントカゲモドキは孵卵温度で性別が決まると聞きましたが、ニホンヤモリも同じですか?
A3:ヒョウモントカゲモドキは卵の管理温度によって性別が決定される「温度依存性決定(TSD)」の性質を持ち、約26〜28℃でメス、31〜32.5℃でオスが多く生まれます。一方、在来種のニホンヤモリは遺伝子によって受精時に性別が決定される「遺伝的性決定(GSD)」の仕組みを持つとされており、孵卵温度を操作しても性別を意図的にコントロールすることはできません。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。