「こんなはずじゃなかった」高齢マルチタスクの限界点。40代で第二子を迎えた家族のリアルと、社会の支援不足がもたらす「見えない孤立」

「こんなはずじゃなかった」高齢マルチタスクの限界点。40代で第二子を迎えた家族のリアルと、社会の支援不足がもたらす「見えない孤立」の最新情報をお届けします。最新トレンドがチェックできます。

「朝、体が鉛のように重い」。都内在住の女性(42歳)は、1歳になったばかりの次男を抱き上げながらそう呟いた。20代や30代前半での出産とは、回復のスピードが根本的に違う。睡眠不足が何ヶ月も続くと、自律神経が悲鳴を上げる。毎日の公園遊びや、深夜の夜泣き対応は、もはやアスリート並みの体力を要求される過酷なタスクだ。

特に40代は、更年期の初期症状と育児の疲労が重なる時期でもある。イライラや目眩、慢性的な頭痛に悩まされながら、乳幼児の世話をこなすのは肉体的な拷問に近い。このリアルな体力の衰えこそが、理想と現実のギャップを生む最大の要因となっている。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。