伝説の天才コント師・桶田敬三が遺した笑いの革新と解散の真実
詳細を見る
フォークダンスde成子坂の名が全国区に轟いた最大のきっかけは、テレビ朝日系の伝説的番組『GAHAHAキング 爆笑王決定戦』だった。並み居る実力派若手を相手に10週連続勝ち抜きを果たし、初代爆笑王の座に輝いた快挙は、今も語り草となっている。芸能事務所ホリプロに所属していた彼らは、この圧倒的な勝利を皮切りに、一期上のナインティナインや同世代の芸人らとともに「お笑い第4世代」のフラッグシップとしての地位を確立していく。
コントという形式において、桶田敬三のアイデアと村田渚の卓越した演技力の相乗効果は凄まじかった。テンポの良さだけに頼らず、空間の使い方の妙で魅せる芸風。メディアへの露出が急増する中でも、安易なバラエティのノリに迎合せず、自分たちの表現を追求し続ける姿勢は異色そのものだった。大手事務所ホリプロのバックアップもあり、彼らの未来は約束されているかに見えた。