利尻・礼文島にヒグマはいる?海を渡った真相と現在の登山安全対策
上陸直後、島内では緊迫した態勢が敷かれました。利尻富士町の登山道周辺や山林で利尻山登山クマ目撃情報やフン、足跡が次々と発見され、一時は利尻山への登山道が全面閉鎖される事態へと発展しました。
地元猟友会や北海道の専門家チームによる捜索隊が結成され、箱わな(捕獲檻)の設置やドローンによる空撮捜索、監視カメラの配備など徹底した対応が取られました。ネット上では「すでに駆除されたのではないか」という噂も飛び交いましたが、利尻島ヒグマ駆除の真相としては、銃による射殺や捕獲檻での捕獲は行われていません。
2018年10月中旬を境に、島内のカメラへの映り込みや新たな足跡の発見が突如として完全に途絶えました。厳冬期を越えるための食糧が島内に乏しかったこと、海へ戻ろうとして力尽きた可能性、あるいは再び海を泳いで島を離れた可能性などが指摘されていますが、死骸も見つからないまま利尻礼文熊の現在は痕跡ゼロの静寂を取り戻しています。