大麻所持の摘発が急増する裏側!法改正と初犯量刑の全貌に迫る

大麻所持の摘発が急増する裏側!法改正と初犯量刑の全貌に迫るの要点を丁寧に掘り下げてご紹介します。

日本における大麻を取り巻く法規は、根本的な地殻変動の渦中にある。長年にわたり維持されてきた大麻取締法が抜本改定され、麻薬及び向精神薬取締法への統合とともに、これまで処罰対象外とされてきた「使用」そのものを罰する使用罪が本格運用されている。法改正以前は、所持現場の現行犯逮捕や所持の立証が捜査の主軸であったが、現在は尿検査や毛髪検査による成分検出だけで直接的な検挙が可能となった。

法定刑の引き上げも極めて重い。従来の単純所持に対する上限「懲役5年」から、麻薬の所持・使用と同様の「懲役7年以下」へと厳罰化された。初犯時の量刑判断においても、司法の態度は厳格さを増している。法曹関係者への取材によれば、初犯であればかつては執行猶予が付くケースが大半を占めていたが、現在は所持量や吸引具の有無、スマートフォンの通信履歴から推認される常習性や入手経路の悪質性に応じ、初犯であっても求刑が重く設定される傾向が顕著だ。罰金刑の規定が存在しないため、有罪となれば懲役刑の前科が不可逆的に刻まれる。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。