沖田浩之『E気持』歌詞の「Abc」とは?過激フレーズに隠された衝撃の真相
沖田浩之が芸能界に登場したプロセスは、当時の若者文化の変遷と密接に結びついています。1970年代末から1980年代初頭にかけて、原宿の歩行者天国で独特の衣装をまといステップを踏んでいたストリート集団「竹の子族」。その中で圧倒的なルックスとカリスマ性で「ヒロくん」として絶大な人気を誇っていたのが、沖田浩之でした。
ストリートの熱狂はやがてメディアの目に留まり、1980年10月から放送されたTBS系ドラマ『3年B組金八先生』第2シリーズに生徒・松浦悟役として抜擢されます。学級委員でありながらどこか影を背負った優等生を熱演し、茶の間の知名度を一気に獲得しました。
ドラマ放送終了の直後、満を持して放たれたのが『E気持』でした。街頭カルチャーからドラマ、そして音楽シーンへと駆け上がるダイナミズムは、まさに1980年代のメディアミックス戦略の先駆けであり、沖田浩之はその時代のうねりを一身に背負ったアイコンとなったのです。