セアカゴケグモで死亡例はある?国内の真相と噛まれた時の症状・対処法
被害を未然に防ぐためには、クモの特徴と生息環境を正確に把握しておく必要があります。セアカゴケグモは特定外来生物ゴケグモ属に指定されており、屋外の日当たりが良く温かい人工物の隙間を好みます。
【主な生息場所】
・エアコン室外機の裏や底面、ドレンパイプ周辺
・側溝の金属製グレーチング(格子蓋)の裏側や隙間
・自動販売機の裏側、花壇のブロックの穴
・屋外に放置されたサンダル、長靴、ヘルメットの内側
・公園のベンチの裏や遊具の隙間
成体メスの特徴は、体長約7〜10ミリで全体が光沢のある黒色または濃い褐色をしており、球状に大きく膨らんだ腹部の背面に鮮やかな赤色〜オレンジ色の帯状斑紋を持ちます。腹部の裏面(腹側)には砂時計型の赤い模様があるのが決定的な識別ポイントです。
また、同属の近縁種であるハイイロゴケグモとの違いにも留意が必要です。ハイイロゴケグモは体色が茶褐色や灰色で、脚に黒と茶色の縞模様があり、腹部背面に波状の白斑や斑点模様が見られます。腹面にはセアカゴケグモと同様にオレンジ色の砂時計斑が存在します。毒性のメカニズムはほぼ同一ですが、ハイイロゴケグモの方がやや毒量が少なく、咬傷時の毒性もマイルドな傾向にあります。