「推し」を味わう空間はここまで進化した——2026年、コラボカフェが仕掛ける食とエンタメの最前線
2026年の消費動向を語る上で欠かせないのが、生活様式として完全に定着した「推し活」の存在だ。グッズを買い集める物質的な消費から、「その瞬間にしか味わえない特別な体験」にお金を払うコト消費へとファンの意識は明らかにシフトしている。
客単価の高さも従来の飲食店の常識を軽々と飛び越える。限定ノベルティや記念プレートを含めると、1回の滞在で1万円以上を消費する客は決して珍しくない。それでも利用者の満足度が高いのは、店舗側が提供する体験の密度がファンの期待値を上回り続けているからに他ならない。情熱を共有するコミュニティとしての価値が、ここには確立されている。