キスの天ぷら捌き方決定版!背開きと松葉おろしの極意

キスの天ぷら捌き方決定版!背開きと松葉おろしの極意の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

魚を開く手法には大きく分けて「背開き」と「腹開き」が存在しますが、用途に応じた明確な使い分けが存在します。キス 腹開き 背開き 違いを理解しておくことで、調理の失敗を劇的に減らすことが可能です。

捌き方の種類詳細・仕上がりの特徴難易度・適した魚体サイズ編集部の見解・評価背開き背中側から包丁を入れ、腹側をつなげたまま開く。尾羽が安定し揚げ姿が美しい。中級(慣れれば簡単)
15〜20cmの中・大型天ぷらの王道。油の中で身が反り返りにくく、均一に火が通る最適解。腹開き腹側から包丁を入れ、背中をつなげたまま開く。アジフライ等で多用される。初級(直感的で容易)
15cm以上の汎用内臓処理と同時に行いやすいが、キスは腹身が薄いため天ぷらでは千切れやすい。松葉おろし中骨を切り離し、尾の手前で左右の身を繋げたまま二股に開く伝統技法。中級(骨の切り離しが肝)
10〜14cmの小型(ピンギス)一口サイズで食べやすく、衣が全体に均一に絡むためサクサク感が際立つ。大名おろし頭側から尾に向かって一気に中骨の上をすべらせて3枚に下ろす手法。初級(スピード重視)
サイズ問わず大量処理時手軽だが尾が切り離されるため天ぷらの見栄えは低下。大量の南蛮漬け等に推奨。

武家社会の風習から関東では「腹を切る(切腹)」を嫌って背開きが定着したという歴史的背景もありますが、調理技術的な観点からもキスの薄い腹皮を傷つけずに広げられる背開きが天ぷらにおいて最も理にかなっています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。